銅イオンの特性

銅イオンとは、金属元素の銅が、水中において電子を放出し、液中に溶出したものです。銅・銅イオンとも人間には無害で、逆に人類に人体構築の必要元素です。
10円硬貨に付着している緑青は、猛毒と考えられていましたが緑青は無害です。
劇物でも猛毒でもありません。

*銅・・・1989年に厚生省令で無害認定

銅イオンの構造

水中に銅を沈めると、微量ずつではありますが銅が水中に溶出します。溶出した銅はイオンと呼ばれる状態になります。銅に通電させる事によって、発生するイオンの量を増やすことができます。

だけではなく、他の物質もイオン化致します。
但し、物質によりイオン化し易いもの、し難いものがあります。
し易いものはイオン化傾向が大きい、し難いものがイオン化傾向が小さいと呼びます。
また、全くイオン化しない物質もあります。
例えばシリカ(Si、ガラスの原料)です。

イオン化傾向の小さい物質のイオンと、イオン化傾向の大きい物質が衝突すると、イオン化傾向の小さい物質イオンが、イオン化傾向の大きい物質の電子を奪います。奪われた物質はイオン化し、本来の特性を失います。

銅イオンは、水中の付着物に対し-(マイナス)電子を奪うべく活動します。電子を奪われた物質は、イオン化し本来の性質を失います。

銅は、イオン化傾向がかなり小さい為、大半の物質に作用いたします。

大きい

イオン化傾向

小さい

Li リチウム 全てに作用します。
K カリウム
Ca カルシウム
Na ナトリウム
Mg マグネシウム
Al アルミニウム
Mn マンガン
Zn 亜鉛
Cr クロム
Fe
Cd カドミウム
Co コバルト
Ni ニッケル
Sn すず
Pb
H 水素
Cu
Hg 水銀
Ag
Pt プラチナ
Au

スケールの場合

冷却塔付近で、白く固まったものが良く見かけられます。これは、スケールと呼ばれるもので、主成分はシリカ(Si)です。
シリカはガラスの成分であり本来はイオン化しません。(水に溶けない、つまりは付着・吸着することはありません。

しかし、よくみかけられる通り白く固形化し、付着物となります。これはシリカの作用ではなく、カルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)が接着剤の役目を果たすからなのです。

銅イオンは、シリカには作用しませんが、カルシウムやマグネシウムといった、接着剤となる物質には作用します。結果接着剤を失ったシリカ単体では付着物とはなりえません。

従って、銅イオンはスケールの剥離作用もあります。

銅イオンの能力の広がり

  • 殺菌殺藻能力の応用範囲
    銅イオンは極めて強力な殺菌効果を有しております。それはO-157大腸菌やレジオネラ菌や、バクテリア・カビといったものにも効果を発揮致します。
  • 浴場やプールに用いる
    薬品を用いず、水を浄化致します。子供によくある感染症対策にもなります。
    他にも、配管や加熱釜内部に発生するスライム除去の効果もあります。
  • 洗浄に用いる
    食品洗浄に用いれば、食品を安全に殺菌致します。
    余計な雑菌も繁殖させない為、鮮度維持効果があります。
    植物・魚介類に非常に効果的です。
    また、衛生製品の洗浄に用いて頂いても結構です。
    ダスターやシンク、ポットから全てのものが容易に殺菌が可能です。
    三角コーナーを銅イオンで洗浄すれば、ヌルヌル汚れ(スライム)を除去する事ができます。
    このスライムが腐敗臭や他の雑菌繁殖の温床となるのです。
  • 貯水池・鑑賞池に用いる
    アオコ等の発生を予防致します。特にアオコが発生致しますと視覚的には勿論、水の腐敗が進行する為悪臭の原因ともなります。
    適度な銅イオンはBODの対策となります。
  • 海洋器具の清掃に用いる
    海水は様々な物質や微生物が沢山含まれており、それがすぐに器具を痛める事となっております。
    しかし、銅イオンは各種物質や様々な微生物に対し効果を発揮致します。
    海水環境で器具を用いても、その後銅イオンで洗浄を行えば各種のトラブルは防ぐことが可能です。
  • スキンケアーに用いる
    空気中には様々な物質が存在します。
    酸素や二酸化炭素は勿論、水、鉄、硫化水素、アンモニア、窒素等数限りなく存在しております。
    その成分が我々の自身の皮膚に付着した場合、汗の影響と重なって皮膚に異常を発生させることがあります。
    しかし銅イオンはそれらの成分を退ける効果がありますので、銅イオン水を用いる事は有効なスキンケアー対策になります。
  • 氷に用いる
    様々な殺菌方法がありますが、氷にしても殺菌効果の衰えないものは非常に少なく、銅イオン水はその少ない方法の一つです。
    その為、生鮮食品の長時間輸送や夏場の食中毒対策、または殺菌能力固定と色々な方法に用いる事ができます。