実例に伴うQ&A ⑫

2011年07月21日

 さて、今回はビル管理についてお話させて頂きたいと思います。

 ビルの冷却機構は空冷方式ばかりなのでは?とお考えの方が多いと思います。しか

し、水冷方式で冷却を行っているビルも数多くあります。水冷方式を採用する理由は設

備が大型で大型の冷却能力が必要とされるからです。ステーションビルや大規模商業

ビル、特に飲食店が入っているビルは、冷蔵庫の存在により大出力の冷却機構が必要

となります。そのため、水冷方式で冷却を行っているのです。言い換えれば、水冷方式

で冷却を行う=電気を大量に使用する機器が存在することになるのです。

 

 水冷方式の場合、冷却水循環方法が基本となります。当然、スケールの発生が避け

られないのでその対策を講じる必要があります。また、都心部にあるケースが多いため

雑菌の繁殖、特にレジオネラ菌対策を行う必要があります。

 ・対スケール対策

  工場とは異なり、もし冷却機構が止まるとビルの機能全てが停止致します。

 ・対レジオネラ菌対策

  一定数の菌が確認されますと、行政の指導による清掃を行わなければなりません。

  また、風評被害が発生する可能性もあります。

と、この2点を今までお話してきました。最近はこれに加え、節電対策も考慮しなければ

なりません。

 

 上で書かせて頂きましたとおり、水冷方式の採用は電気を大量に消費する機器があ

ることです。スケールの発生で熱交換効率が悪化すれば、当然使用電力にも影響がで

ます。ここで大切なのは、水冷方式の場合大半のケースは24時間冷却を行っている点

です。何故なら、冷蔵庫は24時間稼動しているため、冷却機構も24時間稼動しなけ

ればならないのです。そのため、スケールによる使用電力のロスも24時間ロスし続け

ることなのです。スケール対策を実施するのは、節電対策を行う意味でもあるのです。

 現状ではビル管理のスケール対策は、薬剤投入と清掃による対策です。しかし、清

薬剤ではスケールの根本的対策とはなりえず、定期的な清掃が必要です。つまり、清

掃しなければ電力のロスも出し続けることになります。しかし、銅イオン装置でスケール

対策を行えば、根本からの対策となります。節電、コスト削減、環境負荷削減、衛生確

保とビル管理に必要な全てを銅イオンは提供することができるのです。