水のお話 ③

2011年04月14日

 今回のお話は、前回の色のお話の続きになります。

 水に色が付くのは、水に溶けた物質の色だと前回お話をいたしました。前回は色につ

いてでしたが、今回は特徴についてお話してみたいと思います。

海水

 ご存知海の水です。沢山の塩が溶けているので、舐めると塩辛いのは皆さんご存知

 の通りです。それ以外には、比重の重さがあります。通常の水に比べて比重が重い

 ので物が浮き易い性質があります。塩分の濃度を濃くしていけば、今まで沈んでいた

 物でも浮くようになります。有名な死海は、ボーリングの球まで浮かせることができる

 のです。

 茶の木の茎や葉、他の植物(ソバ茶、ハトムギ茶等)を湯で成分を煮出したものです。

 中には冷水のままで成分を出すものもあります。勿論飲んで美味しい嗜好品ですが、

 タンニンやビタミンC等のミネラルも含まれております。つまり茶を飲むことにより、これ

 等を摂取することができます。言い換えれば、有効成分を摂取しやすくさせた水、と

 呼ぶことができます。日本料理の出汁や中華料理のスープ等も、同じ性質です。

温泉

 前回の色でもとりあげましたが、文字通り温泉の泉質は溶けている成分によって決ま

 ります。豊臣秀吉で有名な有馬温泉は、鉄分を多く含んでおります。(金泉と呼ばれ

 ております。湧き出しは透明ですが、空気に触れると含まれる鉄分が赤くなります。)

 飲用も可能で胃腸に良いとされている温泉です。この様に~に良い、とされるのは溶

 けている成分によってもたらされているのです。(そのため、温泉の中には飲めない温

 泉も当然あります。)

このように、色だけではなく様々な性質を持つ水、それは水に溶けている成分によって

もたらされるものです。つまり水自身の性質は、なんでも溶かす魔法の液体だといえる

のかもしれません。