工場における、現状での水処理の問題 ⑨

2010年12月9日

 現在、複数の工場(S社、N社、K社等)から問い合わせを頂いている事があります。

それは、冷却水の管理に、薬剤以外の方法の選択肢として銅イオンが使えない

か?との内容です。当然の事のように思えますが、これは実は大きな問題を含んだ結

果なのです。

 工場によって部署の名前は異なりますが、設備・工務といった部署が冷却塔や熱交

換器を管理されていると思います。この部署の方々が、一番問題を感じておられると思

います。では前述の内容は、いったい何が問題なのでしょうか。

 前述にあげた企業、いずれも企業コンプライアンスの面から、環境負荷削減を掲

げ企業として全面的に取り組むことをうたっている企業です。中でも、これらの企業

は、「冷却水に薬剤を使用することを禁じる」との通達がでているのです。そのこと自

身は特に問題はありません。問題なのは、代替案の提示がない、ことなのです。その

ため、現場サイドで非常に困ることになっているのです。

1.コンプライアンスの面から、薬剤使用を禁止する。

2.現在サイドに、薬剤使用禁止を通達する。

3.現場は禁止に従うものの、代替方法に苦しむ。

4.特にスケール対策には非常に苦労する。

5.自らもしくは出入り業者に、薬剤以外の製品を探す、探させる。

6.事前の策として、ブロー量を増やす。

7.水コスト増に跳ね返る。

この3~7の繰り返しが、前述の企業の状況なのです。そのため、銅イオンを知った企

業からは、相談(かなりせっぱ詰まったもの)が出てくるのです。

 水に対する規制、今後は厳しくなっても緩むことは有り得ません。現状は大丈夫で

も、将来、それもあまり遠くない将来に同じ状況に陥るかもしれません。(N社の場

合、文字通り晴天の霹靂でした)早めの対策を、是非ご検討下さい。弊社は誠意を持

って、問題解決のお手伝いをさせて頂きます。