工場における、現状での水処理の問題 ⑤

2010年11月11日

化学品製造会社E社の場合

 この会社は、ボイラーから循環冷却水まで、非常に大量の水を使用しておりました。

その為、水処理の管理全てを一括で水処理会社に一任しておりました。つまり、管理

費用として毎年定額を水処理会社に支払っておりました。冷却水の水質分析からボイ

ラーの点検等その作業は多岐にわたっていたため、その金額もかなりの高額になって

おりました。そして、これらの金額とは別に、定期清掃費用を毎年必要としておりまし

た。しかし、最近の環境負荷低減を目指し、循環冷却水については薬剤使用をやめ

て、銅イオン装置での浄化に変更頂きました。そして、薬剤使用時よりも素晴らしい効

果が得られ、かつ他にも大きなメリットを得るころができました。それは

大幅なコストの削減

です。

・管理費用の半減

 薬剤使用時は、当然消耗する薬品及び細かい管理が必要でした。(それを纏めてい

 るので管理費用は高額でした。)銅イオン採用後は、特に作業が必要もなく、また排

 出にも問題がなく、製品イニシャルコスト以外のコストは殆ど必要なくなりました。ボイ

 ラーは引き続き水処理会社が管理していたものの、冷却系統の分が不要となり文字

 通り管理費用が半減となりました。

・清掃費用の削減

 これまでにもお話させて頂いた通り、清掃時には酸を使っての清掃が不可欠でした。

 しかし、銅イオンによりスケールが除去されたため清掃に酸を用いることがなく、従っ

 て産業廃棄物もでなくなり大幅な清掃コストが削減できました。

・良好な衛生環境の取得

 この工場では、水の濃縮度10倍で循環冷却水を稼動させておりました。当然、通常

 の水の10倍の雑菌が生息するはずです。そのため、薬剤使用時においては当然殺

 菌剤を注入し、雑菌の発生を予防しておりました。しかし銅イオン採用後は、銅イオン

 のみでほぼ水道水基準レベルでしか菌は繁殖できず、非常に衛生面で安全な循環

 冷却系統となりました。

これらは、この工場で得られた結果です。設備の状況や水の使用量によって異なるの

は当然ですが、一度皆様の工場で置き換えてみてはいかがでしょうか?特に清掃コス

トは必要不可欠ですが、以外と金額が張るものです。コストの削減は、このような部

からも可能なのであり、且つ環境対策へ大きく貢献できることにもなるので

す。