水と空気の関係①

2013年05月20日

 これまでは水の問題に焦点をあててまいりました。今回からは少し焦点を変えて、水と密接につながりのある空気についてお話をしたいと思います。
 
 冷却塔は、水(湯)を外気(空気)と接触させ気化熱を奪うことにより水を冷やす機械です。つまり、空気が存在しなければ冷却塔も成り立ちません。空気が水に影響を与えるのは温度なのですが、温度だけでは当然ありません。各種の物質も水に影響を与えてしまいます。
 
 一番わかりやすい事例は、菌です。そのもっともたるものがレジオネラ菌です。レジオネラ菌は冷却塔で繁殖しやすいので有名ですが、一番重要なのは空気に乗って拡散することです。冷却塔は空気を吸い込みますが、同時に排出もします。つまりレジオネラ菌は冷却塔から排出された空気によって拡散するのです。そして、我々や他の冷却塔に付着することになるのです。
 
 このように、冷却塔の設備には空気は切っても切れない密接な関係にあるのです。
 
 次回も空気のお話をさせて頂きます。