電気について②

2012年09月25日

 電気の特徴をもう一つ、お話したいと思います。それは、エネルギーの変換効率についてです。
 
 前回お話しましたとおり、自然界の電気は殆ど使用することができず、わざわざ電気を作り出す必要があります。これが発電と呼ばれるものですが、元のエネルギー量に対して、電気に変換できる割合が非常に少ないのです。また、各々の発電方法に根本的な問題があり、それが中々改善されてはおりません。例えば
 火力発電
  電力以外の熱、煙、光に変換され、大量のCO2を排出する
 原子力発電
  光、熱に変換され、CO2の代わりに大量の放射性物質が生成される
 水力発電
  水の落下力で発電するため、高所に大量の水があるのが絶対条件
 風力発電
  騒音の問題、一定の出力を得るには風(自然の力)が安定する必要がある。
 太陽光発電
  広大な敷地の割りに、低い発電量。パネルの寿命や汚れへの対応も必要。
と、各々の問題はつきません。
 
 いずれの方法も一長一短でありますが、世界でみればそれぞれの特性を上手く利用しているのです。我々日本ではどの方法が一番“日本”において適用できるのか、それを一番に考える必要があるのです。