実例に伴うQ&A ⑯

2011年09月1日

 さて、今回は1つの工場だけのお話ではありません。

 

 ある工場団地の中の工場に訪問した際、先方の企業様からこんな話を伺いました。

 「隣の工場や向いの工場でも使用している水(工業用水)は同じだから、同じトラブルに

悩まされているのでは?」

 このお話を伺った後、近隣の工場へ面談の提案を行いました。結果、約20社近くある

工場団地の中で、およそ7割にあたる15社もの会社と面談を行うことができました。(実

際は、冷却設備のない会社もありますので、冷却設備のあるほぼ全ての企業と面談が

できたと思われます。)これだけの数の会社と面談することができたのは、いくつかの理

由があります。それは

 ・最初の会社のお話の通り、実際に水が悪くどの企業も困っていたこと。

 ・工業部会(付近の工場団地の集まり)にて、工業用水の処理についてある提案がなさ

  れていること。

この2つが主な理由でした。そして特に問題とされているのが2番目の「ある提案」なの

です。

 

 この工業団地がある都市の隣の都市の知事、この方の発言からはじまったのです。

「目の前に流れている川、この川を子供達が泳げるくらい綺麗な川にしたい。」
 
つまり、この工業団地のある都市は上流にあります。川の汚れを食い止めるには上流で汚れた物質を川に流さなくするのが一番の方法です。そのため、この工業団地において
は、最終的に川に放流される冷却水には薬剤の使用をやめようとの提案がなされている
のです。その薬剤に替わるものとして銅イオンにお声がかかったのであり、また多くの会
社と面談がかなったのも薬剤以外のものを各会社が求めた結果でもあるのです。
 
薬剤処理に替わるもの、是非銅イオン装置のご検討を宜しくお願い申し上げます。