実例に伴うQ&A ⑭

2011年08月19日

 今回のお話は、少し変わった事例をご紹介致します。

 

 その会社は業務の性質上空調機器が停止しますと業務に致命的な影響が出るた

め、ことの他冷却塔の管理に気を使っております。そして、ある意味究極の管理方法を

選択なされました。その方法とは、小まめな清掃を行うことなのです。これまで、こまめ

な清掃を行う企業のお話は致しましたが、この会社は実に毎月清掃を実施しているの

です。

 

 実際に毎月清掃を実施する、いえ、しなければならない理由は次の通りです。

 ・上記の通り、空調機器にトラブルが発生すると業務に重大な影響がでる。

 ・環境配慮の必要の高い業務のため、社外に出される水には一切の添加物を含むこ

  とが許されず、薬剤の使用が不可能である。

 ・目の前に河川があり、その影響もあってか微生物の発生が多い。特に細菌に対して

  は非常に神経質になっており、毎月清掃実施する一番の要件となっている。

しかし、今年非常な問題に苦しむことになりました。それは、節水と節電です。

 

 1ヶ月ごとの清掃実施であれば、確かに殆どスケール、藻、菌には悩まされることは

ありません。しかし、この方法のデメリットも大きなものです。それは言うまでもありませ

ん、多大な水消費量と清掃コストです。それに加えて今年は節電にも迫られることにな

りました。この節電が、毎月清掃に多大な影響を与えたのです。

 

 この会社の場合、清掃には高圧水流を使用して清掃を行っております。通常の場合

は薬品と併用して清掃を行いますが、この会社は薬品を使用しないため通常よりも高い

圧で清掃を行うのです。そのため使用電力も多大なものになり、しかも毎月の実施のた

め非常に大きな電力負荷となっているのです。

 

 今この会社では、節電目的と根本的対策から銅イオンの採用を検討しております。

電力化、低環境負荷を同時に達成できる水処理装置は、銅イオン装置以外には

有り得ないのです。