実例に伴うQ&A ⑩

2011年07月7日

 今回の事例も、スライムについてです。

 その工場も前回と同様に海沿い、しかも埋立地にあります。同じくスライムで悩まされ

ているのですが、発生の原因が異なるのです。

 

 工場の設立において重要視されることはいくつもありますが、中でも重要なものが電

気や水といったインフラについてです。電気と水は必ず必要なものですから、確保でき

る量によって工場の生産能力に反映してしまうのです。通常埋立地では水は陸地から

送っているケースが殆どですが、その工場においては地下水を利用しているのです。

 工場の立地が海沿いの場合、塩分濃度の濃い地下水にあたるケースが良くありま

す。当たり前の事ですが海底に近い場所から水を汲み上げる訳ですから、当然海の成

分もしくは近いものが地下水に混ざってしまうのです。つまり、海の成分が地下水に混

ざり、それを冷却ラインで使用することになるのです。ご存知の通り、海は微生物の宝

庫です。そんな水を冷却ラインで使用すれば、スライムが発生して当然ともいえる環境

となってしまうのです。

 

 これまで、この工場は様々な方法でスライムへの対策を講じてきました。

 ・冷却水を循環させない。

 ⇒工程上、無尽蔵に水を使えないため、ある程度は循環せざるを得ない。

 ・冷却水の温度を下げる。

 ⇒低温倉庫を使用している関係で、温度は元より低い。しかし、温度を下げても低温

  適正のスライムが別途繁殖したため、問題解決には至らなかった。

 ・スライム抑制剤の使用

 ⇒業種(食品製造)上、異物混入の可能性を下げるため、薬剤の使用はできない。

 

 その会社が、相談を持ち込んだ先が弊社です。弊社の銅イオン装置は

 ・循環冷却水に対応

 ・低温でも高温でも、温度変化にとらわれず安定した効果を発揮

 ・非薬剤のため環境負荷の問題なし

と、この会社の望む条件を全て満たしていたからなのです。

 これからの季節、スライムや藻、カビに悩まされる季節となります。一度みなさんも銅

イオンによる浄化を、ご検討してみて下さい。