工場における、現状での水処理の問題 ⑦

2010年11月25日

G社の場合

 G社も他の企業と同じく、工場全体で使用エネルギーの削減に取り組んでおります。

このG社は中でも思い切った取り組みで、大幅な使用エネルギーの削減に成功致しま

した。その方法とは、工場全体での熱交換を導入したのです。

 通常、加熱する工程・冷却する工程各々でエネルギーを消費致します。この工場は、

設備を更新する際にこの二つの工程を隣接させ、そこで各々の熱交換を実施したの

す。結果、それまでの加熱と冷却の工程に使用していたエネルギーは文字通

り半減し、大幅な省エネルギー化が果たされました。

 そして、このG社が次に注目しているのが、配管内部のスケール除去についてです。

上記の内容で大幅なエネルギー削減に成功したG社ですが、経年ごとにその効果が

薄れてきました。それは、経路内部に付着するスケールの影響です。

 以前からご説明してきました通り、スケールが発生しますと熱交換の効率を低下させ

ます。通常の熱交換器でさえ、10%~20%のエネルギーロスを生じさせてしまいま

す。(勿論、もっと大きな数字になるケースも珍しくありません。)G社の場合は、工場設

備の大掛かりな部分での熱交換のため、同じ10%でも、係る経費は莫大な金額と

なってしまいます。そのため、G社は弊社に相談を持ち込まれました。そうです、スケー

ル除去の相談です。

 このように、コジェネレーションやヒートポンプといった環境機器の導入は、今後益々

増えていくことになります。しかし、せっかくの機器でも、根本の所を見つめなおす必要

があるのです。どれだけ素晴らしい機器でも、水自身に問題があればその効果は半

してしまいます。反対に、水自身に拘っていけば、その水自身のコスト増に悩まさ

れることになります。

 冷却・洗浄・熱交換等工場での水の使用方法は多岐に渡っております。そして水が

必要不可欠な工程も数多くあります。この身近で大切な水、産業で使用できるレベル

の水の量はそれ程多くあるわけではなく、また価格も決して安いものでもありま

せん。今は水を再生し、再利用する方法も導入されつつありますが、まだまだほんの

一部です。そんな水の再利用に、銅イオンはお役に立てるのです。是非一度、ご相

談下さい。そして、大切な水を大切に使っていきましょう。