工場における、現状での水処理の問題 ⑥

2010年11月18日

F社の場合

 F社は、製造物及び付帯機器の関係で非常に多量の水を必要としております。その

ため、敷地内部に巨大なプールを用意しそこに水を溜めており、そして毎年夏場になる

と問題が発生し、頭を悩ますことになっておりました。

 大きな水槽と日光があると、水の種類によっては大量の藻が発生することになりま

す。そして、藻が発生しますと他のものの発生につながります。

 1.藻が発生する ⇒ 他の水中微生物、菌が発生する。

 2.蚊が産卵する ⇒ ボウフラの発生。(藻がなければ、産卵してもボウフラにまで

   育たない。)

 3.蚊の大量発生 ⇒ 蚊を捕食するクモ等の発生

 4.食物連鎖の開始 ⇒ クモを捕食する鳥、その鳥を狙う猛禽類や蛇、等

 実際にこれまで見たケースでは、

 ・蛇(水槽から冷却塔にまで住んでいた。)

 ・アメンボ(飛び回るので、近隣から苦情になった)

 ・ユスリカ(琵琶湖では社会問題となっています。)

 ・ハト(糞の問題)

等が見受けられました。これらは全て、藻の発生から始まっているのです。ならば、藻を

発生させなければいいのです。一番簡単な対策方法は、水槽に蓋をすることです。光

合成をさせなければ、藻は発生いたしません。しかしF社においては、プールは消防

による防火水槽として登録されているため、蓋をすることができません。これは

F社のみならず多数の企業において、共通の問題となっております。そして、工場のみ

ならず人工の池や噴水等でも同じ事が発生しております。今年は特に暑く、この対応に

追われた方も非常に多かったのではないのでしょうか。(安易な薬剤投入は、環境負

の問題から非常に使いづらくなっております。抜水し清掃を実施すればその時は

綺麗になりますが、再度水を張れば同じことの繰り返しとなります。)

 しかし、銅イオンは藻にもボウフラにも対応が可能です。この事から、この夏以降

弊社への問い合わせ・相談は一気に増加し、今も減少しておりません。特に工場から

の問い合わせが多く、季節は秋から冬になる時期なのに、一向に収まる気配はありま

せん。何故なら、工場で利用される水は基本的に温度が暖かいため、冬季に発生し

ないはずのものも、温度によって発生してしまうからなのです

 冬場だから大丈夫、ではなく根本的な水への対策、是非お考え下さい。弊社

は、そのような皆様をお手伝いをさせて頂きます。