藻について ②

2010年09月10日

我々の安易な行いを、アオコで具体的に説明したいと思います。

アオコは、藻類の一種です。発生致しますと水面を多いつくします。そして、以下の害を

もたらします。

・日光遮断

  大量に発生致し水面を覆いつくしますと、水中への日光を遮断することになります。

  日光の遮断により、他の水生植物の光合成を阻害します。

・溶存酸素消費

  自ら光合成を行いますが、水面に接しているため、発生した酸素はすぐ大気中に放

  出されます。そして、夜間は自らの成長のために酸素を消費します。前述の通り、

  他の植物の光合成を阻害しておりますので溶存酸素がどんどん少なくなってしまい

  ます。

・生物の生存

  酸素もなく、日光も遮断された水中では水草や魚は生存できません。それどころ

  か、自然分解を促す微生物(分解には酸素を必要とします。)も生存するのが困難と

  なります。つまり、この微生物が生息するのに必要な酸素の量が多い=それだけ分

  解しなければならない物質が多い=悪化した水だということになります。そしてこれ

  らのことをBOD(生物化学的酸素要求量)といいます。

  これらから、アオコ発生=BODが悪い、状況の代名詞となるのです。

アオコの存在=悪い水、ならばアオコの大量発生を抑制すればいいのです。では、ア

オコの大量発生の原因何なのでしょうか?それは水の富栄養化が原因です。と、たん

たんと書き連ねてきましたが、具体的には、水を富栄養化させる物質を、人間が環

境に流し込んでいる、からなのです。この流し込みこそが、安易な行いなのです。