藻について ①

2010年09月3日

まだまだ暑い日が続きますので、水周りに出かける機会が多いと思います。この季節、

水周りにはよくが発生いたします。有名なものは、富栄養化の代名詞であるアオコ

です。それ以外にも様々な種類がありますが、広義ではこれもの一種になります。こ

の藻、自然界では色々な役割をもっていますが、人間が水を使う環境ではいささか厄

介なものとなります。

・美観を損ねる。

 美しい噴水や鑑賞池に発生し、美観を損ねます。

・水系への負荷増大。

 アオコ等は水面を遮り、他の植物の光合成を邪魔します。また、自身が光合成した酸

 素はそのまま大気に放出されますので、溶存酸素が減ります。BOD悪化の主な原

 因となります。

・他の生物の繁殖

 海草等魚の繁殖に繋がるケースは望ましいのですが、水周りで発生した藻は周辺の

 有機物を取り込み、雑菌繁殖を手助け致します。藻の発生と同時にスライムの発生も

 見られますが、これが典型的なパターンです。時には、人間を脅かす様な細菌も繁殖

 することがあり、放置しておくのは危険ともいえます。

・水を選ばない。

 空気中の成分に藻自身(細菌として)が含まれており、そこから水に入って繁殖致し

 ます。室内の水槽なのに発生するのは、これが原因です。

・臭気の発生。

 発生した藻は、種類によっては直射日光であっさりと死に至ります。しかし、死骸はす

 ぐに腐敗し、臭気を発生します。また、死骸自身が栄養源となって、再度の発生を助

 長致します。アオコによる臭気の発生と大量発生は、まさにこのケースです。

藻は、この様に容易に発生し、様々な損害を与えます。そして、この藻の発生原因

は、我々の安易な行いによってもたらされているのです。