殺菌対策と銅イオン 最終回

2010年07月22日

 前回、O157サルモネラ菌についてご説明致しました。これらに対処することは、

食中毒のリスクを回避することでもあります。そして、その対処には銅イオンが非常に

有効な方法であるとご説明致しました。最終回の今回は、そんな銅イオンの効果的な

使いかたをご説明いたします。

 銅イオンは活発な反応をし、速やかに効果を発揮します。効果を発揮した銅イオン

は、へと戻ります。にもどりますと、銅イオンのとき程の効果を示さなくなります。

そのため、市販の殺菌製品は、そのものを利用した製品が多いのです。逆にいえ

ば、イオンは残存効果が極めて低いものであるため、環境リスクなく使えるものであ

ります。しかし、この効果を持続させ、環境リスクも低くかつ容易に利用できる方法があ

ります。

 その方法とは、銅イオンを氷にする方法です。銅イオンを含んだ水を氷にすると、銅イ

オンのまま凍結状態になります。そして、そのまま凍結状態を保ちます。そして水の溶

解とともに、凍結が解除され効果を発揮致します。銅イオンは空気とも反応しすぐ効果

が減少してしまいますが、氷にすることにより空気とは反応せず効果は持続します。

般的な殺菌剤の大半は、凍結させることによりその効果を失いますが、銅イオン

はその心配がありません。そのため、冷蔵庫に付いている自動製氷機能にカビが発生

する問題に対しても、補給する水に銅イオンを含ませておけばカビが発生することはあ

りません。このように、氷の状態で使えば、様々な使いかたに用いることができます。

 ・鮮魚の鮮度維持に用いる。

  氷が溶けても、水には銅イオンが含まれるため衛生が保てます。また鮮度維持に

  も役立ちます。O157への非常に有効な対策となります。

 ・食品冷凍時の水に用いる。

  特に魚介類の冷凍時において、銅イオン水ごと冷凍致します。冷凍時から解凍時

  まで銅イオンの効果が期待でき、サルモネラ菌への非常に有効な対策となります。

 ・排水桝に用いる。

  排水桝に銅イオンの氷を入れておきます。時間の経過とともに徐々に氷は溶けて

  ゆきます。溶け出した水は桝から配管へ流れてゆきますが、銅イオンを含まれた水

  により配管内部を殺菌してゆきます。氷が完全に溶けるまで効果は持続いたします

  ので、キッチンの桝やトイレのタンクに一定量いれておけば、自動的に殺菌を行なっ

  てくれます。そして殺菌=悪臭発生要因も断ちますので一定の防臭効果もありま

  す。暑い今の季節、簡単かつ効果的な使い方です。

 銅イオンの使い方は、これだけに限りません。色々な使い方を行なって、様々なリス

クを軽減してみてはいかがでしょうか?