殺菌対策と銅イオン ④

2010年07月15日

 今回は残りの2つ、O157サルモネラ菌についてです。この2つは、よく似た特徴

があります。それは経口感染、つまり食べ物を通じて感染する確立が大きいのです。

前ご説明しましたとおり、この2つは食中毒の大きな原因として有名です。そして各々

特性が異なりますので、いざ両方に対応するには、色々と面倒です。O157はごく僅

かで感染、サルモネラ菌は低温耐性がある、結果として冷凍食品を流用したお弁当で

食中毒の発生といったケースが非常に多く見受けられます。しかし、この2つを同時に

対処する方法こそ、銅イオンが最適なのです。

  銅イオン、一番の使い方は銅イオン水=殺菌水として使うことです。食品を洗う水

に適度な銅イオンを加えてやれば、殺菌効果を発揮致します。そして、水が完全に乾

燥するまで殺菌効果は持続します。

 O157の場合

 食肉関係に、発生が多いです。実際は、食肉の表面ではなく、パックやトレー等、人

間の接触によるものが多いのです。そのため、まずは銅イオンで手洗い、これが最優

先です。

 サルモネラ菌の場合

 よく発生するのが、卵と冷凍食品です。卵の表面についたものが人間の手によって、

あちこちにばら撒かれるケースが多くみかけられます。前述の通り、冷凍しても生き残

りますので、冷凍食品の包装から移った等のケースも存在いたします。そのため、手洗

いと、食品の洗浄です。冷凍してあるから、と安心せずにきちんと洗うことが大切です。

 これらのように、日常に使う水に銅イオンを含ませておけば、感染リスクを大幅に下げ

ることができるのです。そして、魚に対しても銅イオンは効果を発揮致します。

 この時期、「足のはやい魚」との表現を用います。これは鮮度の落ちやすい魚、つまり

腐敗しやすい魚のことが足がはやい魚です。では、何故「足がはやく」なるのでしょう

か?それは魚(えびや貝でも同じです)の表面に生息している各種の菌が繁殖するた

めに、腐敗が進行するからなのです。つまり、足のはやい魚は腐敗しやすい菌が繁殖

している魚なのです。これに対しても、銅イオンは有効です。銅イオンで魚を洗う=表

面に繁殖している雑菌を殺す、それは腐敗しにくくすることになるのです。食べ物のリス

クを減らす、つまりはエコにも寄与する、それが銅イオンなのです。