殺菌対策と銅イオン ③

2010年07月8日

 今回は、銅イオンをどの様にしてすれば効果的に殺菌対策に使えるか、これを説明

致したいと思います。

 銅イオンは、すばやく他の物質と反応いたします。これが、障害物の除去効果や殺

菌効果へとつながります。逆にいえば、空気中に銅イオンを放っても、空気の中の成

分(主に酸素)とすぐ結合し、効果があまり期待できません。その為、水に溶かし込んで

あげれば、相応の効果が持続いたします。そして、この水にいれる=銅イオン水にす

ることが、殺菌において非常に使い勝手を良くするものなのです。

 レジオネラ菌の場合、以前ご説明致しましたとおり、生息源となる冷却塔へ銅イオ

を使用することで発生を大幅に抑制できます。また、一時話題となった24時間循

環機能付の浴槽においても、浴槽のお湯に銅イオンを添加すれば、レジオネラ菌

の対策となります。浴槽に銅イオン水を用いると、他にも色々なメリットがあります。

 ・カビを枯れさせる、再度の発生を防止する。

 ・ヌルヌル汚れを除去する、再度の発生を防止する。

 ・皮膚に炎症のある方の症状改善を促す。

  (治療する訳ではございませんが、炎症悪化の雑菌を殺すため、治癒能力如何で快

   方に向かうケースが多くなります。)

 ・残り湯を洗濯に用いれば、洗濯物の消臭ができる。

  (洗濯物の臭気の原因は、洗濯槽に発生しているカビや雑菌の繁殖が原因です。し

   かし、これらを銅イオンが枯死させますので臭気が発生しなくなります。)

 ・黄色ブドウ球菌対策になる。

  (以前ご説明致しましたとおり、これは日常の我々と供に存在している菌です。しか

   し銅イオンの殺菌効果で入浴するだけでこれらも殺菌することができます。)

このように、日々の生活環境で用いる水を銅イオン水にすれば、レジオネラ菌黄色

ブドウ球菌、カビやスライムといったもの脅威を抑えることができるのです。

 では残りの2つ、O157サルモネラ菌については、また違った用い方をする必要

があります。それは、銅イオンの用い方も含めて、我々が将来担わなければならない

リスクと安全性へ繋がるお話となります。これが、次回の内容です。