水と空気の関係③

2013年06月5日

 前回は海沿いの場所についてお話をしましたが、海沿いだけではなくあちこちでこの問題が発生しております。
 
 実際の事例をお話したいと思います。
 
そのご相談は、R社から寄せられたものです。
R社の冷却塔は、サビと粉塵で非常に汚れておりました。しかし、この原因はR社ではなく、隣のN社が原因でした。
 

N社は製鉄事業を営んでおられます。業務内容から、粉塵を始め煤煙や鉄分が大量に放出されます。当然、それらか普通に環境に排出されますと大きな問題となりますので、N社は十分な対策を講じられております。しかし、横のR社にトラブルは発生致しました。それは何故なのでしょうか。
 

冷却塔は水のみならず、空気の成分をも濃縮させてしまうことをお話しました。この大元のN社によって、十分に環境対策されてるはずの空気であっても、R社の冷却塔は言わば濃縮装置のような働きとなってしまい、N社で放出される成分全てがR社に現れたのです。このように、空気も大きな影響を与えるのです。
 

次回も、空気のお話をします。