水と空気の関係②

2013年05月28日

 海沿いでは塩害がよく問題になります。これは海水の塩分がサビを発生させるものですが、海沿いはそれだけではありません。菌や藻といった微生物も大量に発生します。海水は、塩分のみならず様々なものを大量に含んでおります。微生物もその内の一つです。風乗りこれらが拡散することにより、菌や藻の発生が増加することになるのです。
 
 これまでお話した通り、冷却塔の構造は積極的に空気を取り込む構造です。それは大量の空気を効率よく水に当てて気化を促すためなのですが、気化させることは水以外の成分を濃縮させることになるのです。普通は水に含まれている成分が濃縮することになるのですが、それ以外、つまり空気の成分も濃縮されてしまいます。つまり、海沿いの場所では、海からの風に含まれる塩分を始め各種の微生物までも濃縮されてしまいます。これが、海沿いの場所藻や菌が大量に発生する原因となるのです。
 
 次回も、空気のお話を致します。