スケール量の計算

2013年04月11日

 冷却水の水質分析結果から、おおよそのスケール量の推し量ることができます。一度皆さんも計算してみましょう。

 事例
 スケール対象物質は、Ca、Mg、Siです。これらの合計がスケール成分となります。(他の成分が含まれることもあります)
 A社の場合、Ca72、Mg12、Si99でした。(いずれも単位はppm/ℓ)これらを合算いたしますと183となります。
 では次に、これをg(グラム表示)に切り替えたいと思います。
 ppmは1/10,000g、つまり183ppmは0.0183gとなります。
 従って、A社の場合この水が50t使用されていたとしますと
0183 × 50,000(ℓ) ⇒ 9,150(g)
つまり、水50tに対して0.915kgものスケール成分が溶け込んでいることになるのです。

ちょっと待って下さい、あくまでこれは溶け混んでいるスケール成分の数値であって、発生してしまったスケールの量ではないのです。

清掃頻度や濃縮の度合いにもよりますが、弊社の経験ですと
溶け込んでいるスケール量と発生してしまっているスケール量は
1 : 5~10
です。

この事例の場合は、およそ5kg~10kgものスケールが発生してしまっていてもおかしくはないのです。