水質分析⑤

2013年01月7日

 今回は次の項目を説明したいと思います。
 
 カルシウム・マグネシウム
 2つ併せて、全硬度の表現で分析されるケースも多い項目です。カルシウム・マグネシウムとも、同じような特性を持ちます。それは以下の通りです。
・ 自然界の水には、必ず含まれている。
・ 固体化(スケール化)すると、ほとんど水に溶けなくなる。
・ 固体化する際には、他の物質も巻き込む。
・ 固体化すると、熱伝導率が悪化する。
これらの内容から、常に分析項目にあげられるのです。
 
 この分析数値、実は落とし穴があります。それは、カルシウムの数値は上限150ppm程度で止まります。(マグネシウムは50ppm程度)これは飽和量のためで、これ以上数値は上昇せず、増加した分は固体化したスケールになります。つまり、数値が安定しているからスケール化しないのではなく、スケール化するからこそ数値が安定するのです。
 
 スケールの発生は大きな問題です。分析の際には、この項目に特に注意をして頂きたいと思います。