水質分析②

2012年12月27日

 これからは、水質分析の項目の中でも重要な部分を解説していきたいと思います。
 
 電気伝導率
 これは、水がどの程度電気を通すか、の値です。水はH2Oですが、人工的に生成した超純水以外、水には何らかの物質が溶けております。超純水のH2Oは電気を通しませんが、僅かでも他の物質が溶け込んでいる場合、水は電気を通すようになります。つまり、溶け込んでいる物質が多い程、水が電気を通しやすくなります。これを数値化したものが電気伝導率と呼ばれるものです。主な単位はms/cm、(ミリジーメンス)もしくはμs/cm(マイクロジーメンス、ミリジーメンスの1/10です。)が用いられます。
 
 上記のように、様々な成分が溶け込んでいる、或いは濃縮しているとこの数値が上昇します。通常冷却水の管理には、この電気伝導率の数値をもって管理するケースが大半です。この数値が一定に達すると、ブロー(排水)処理を行い数値下げる方法が一般的です。大阪市の水道水ならば70μs/cm程度ですが、濃縮してゆけばどんどんと数値が上昇します。一般的な上限(ブローの目安)数値は800μs/cm前後です。