地熱発電②

2012年08月16日

 クリーンなエネルギーの地熱発電、しかしこの方法に問題がない訳ではありません。その問題とは、“水”に起因する問題なのです。

 

 まずは一つ目の問題です。

   

 温泉の利用、これが地熱発電の仕組みです。地熱により暖められた水で発電タービンを廻して発電致します。温泉(地下水)を利用する訳ですが、当然埋蔵量には限りがあります。そのため、水を枯渇されない様にするのが非常に大切です。現状の方式では、使用された水を地下に戻す方法が主流です。この水の存在が、地熱発電の生命線なのです。

 

 二つ目の問題、これが非常に重要な問題なのです。

 

 水(温泉)を利用する事は、水自身が内包する全ての問題と向き合う必要があります。サビ・スケール・藻・スライムといったもの全てが、地熱発電に付きまとうのです。これらの発生には様々な要件が必要ですが、

・ 適度な温度(地熱を利用するので、当然温度は高くなります)

・ 自然水の利用による、外的要因の取り込み(地下水は、自然環境の様々な成分が大量に含まれます)

特に、スライム・スケールの発生が非常に多くなります。スライム(菌・バクテリア)は特に高温を望みますし、高温ほどスケールは発生しやすくなります。

 

 地熱発電については、これらの問題を解決する手段が必要不可欠です。その手段については、次回詳しくお話したいと思います。