節電とインバータ

2012年04月5日

 今回はインバータについて、お話したいと思います。
 
 インバータとは電流回路のことですが、今回は一般に言われてるインバータ能力についてです。一般的に言われるインバータとは、出力調整能力のことです。つまり出力を出しすぎず弱めすぎずコントロールすることができるものなのです。これをエアコンに転用したものが、温度調節がしやすく効率的運転できるため省エネエアコンとしてもてはやされるのです。しかし、これには大きな問題が隠されているのです。
 
 インバータの能力は、出力調整です。予め定められた数値に従い、不足している場合大きな出力を、余剰している場合は小さな出力を、とコントロールする能力です。しかし、水冷式の冷房装置の場合、スケール等の発生により十分な冷却効果が得られない状況ではどうなるのでしょうか。当然定められている数値より不足している(冷えていない)訳ですから、常にインバータは大きな出力を出し続けます。そのため、結果として常に大きな出力を出すために余計な電気を消費してしまうのです。汚れている冷却設備の場合は、インバータが無い方がかえって消費電力が少なく済んでるケースも珍しくありません。
 
 この問題は、インバータのせいではありません。基準となる冷却が上手くなされているかどうか、この点が一番重要なのです。折角素晴らしい能力のインバータですが、この基準が上手く定まっていないとかえって悪影響を出してしまうのです。
 
 インバータも節電方法の一つですが、一番大切なのは基準です。つまり、しっかりと冷却できているかどうか、ここなのです。